身近な鳥だけど知らないことがたくさん

私達が生活している中で、とても身近なところにいるスズメやカラスやハトたち。しかし、意外と知らないことが多い鳥たちだと思いませんか?例えば、スズメはどうでしょうか。茶色くて小さな鳥ということは理解していても、実際にスズメってどの位長生きするものなのか?ということや、オスとメスはどうやって見分ける事ができるのか?と聞かれたら、答えられるでしょうか?

また、身近なところで見られるカラスも実は、2種類いるって知っていますか?このサイトでは、このような小さな事、些細なことをお伝えしていこうと思います。

実は、あなたが野鳥を観察してみたいと思っても、わざわざ山登りにいかなくとも身の周りにたくさんいるのです。全部スズメに見えていたものがそうでないと分かってくると、意外と近くに野鳥がいた事にも気づいてきますし、カラスやハトに注目してみても、彼らの生態の面白さがわかってくるはずです。

彼らの暮らしや、子育て方法などに注目してみると、彼らが巣を作るときに必要な木や、ヒナを育てるときに食べさせる虫の事にも考えるようになるでしょう。こうして、自然界とのつながりの事についても考えるようになってくるかもしれません。

そうなってくると、いつも何気なく歩いている道も、また違った風に見えてくることでしょう。通勤・通学の途中や犬の散歩の途中に、ちょっと視点を変えてみると鳥達の面白い世界が見られると思います。是非、身近な野鳥たちに注目してみて下さい。

なぜカラスは邪魔者扱いされているのか

スズメの次によく目撃する鳥と言えば間違いなくカラスでしょう。ですがスズメと違いカラスは人々に嫌われています。それはなぜか?少し考えてみましょう。

まず、カラスはスズメ目カラス科カラス属に属する鳥の総称のことを呼びます。黒いのであまり違いがわかりませんが、カラスにも種類がいて黒色じゃないカラスもいるんです。

いつも目にするカラスのほとんどは、ハシブトガラスとハシボソガラスの2種類です。そのうちゴミステーションに捨てられたゴミをあさっているのは主にハシブトガラスの方です。このごみをあさって、散らかすという行為が一番人間に嫌われる理由ナンバーワンでしょう。

また、カラスは人を威嚇してくることがあります。その多くはカラスの繁殖期である、4月から7月下旬に神経質になったカラスによるものです。この繁殖期に巣の近くを人間が通るだけで、威嚇してきます。ひどいときはくちばしで突いてくることもあるので注意が必要です。

以上のことからカラスは人間に嫌われる存在になっていきました。