シジュウカラ

ヨーロッパの方まで広く分布しているシジュウカラ。体重は約15グラムほどで、スズメと同じくらいの大きさの鳥の中では一般的な重さです。（ちなみに、20グラムを超えると、比較的重い方になってきます）。

シジュウカラの特徴はなんといっても白い頬にあります。割と見分けやすいはずの鳥なのですが、頬に特徴がある為か、ホオジロと間違えてしまう人も多いようです。

ドイツで行なわれたの研究では、シジュウカラが1年間に食べる虫の量は、12万5000匹だという結果がでたそうです。

足が器用

スズメとは違い、シジュウカラはカラスのように足を器用に使うことができます。例えば、スズメが餌であるガを捕まえた場合、ガの羽を取り除くために枝に丁寧に何度もこすりますが、シジュウカラは違います。自分の足でガの胴体を押さえ、くちばしで器用に羽をちぎり、胴体のみを食べることができるのです。