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カラスの子育て

カラスの巣作りは、雄と雌で協力して作られます。直径50~80センチで厚さは数十センチというかなりしっかりした巣です。材料はハンガーや小枝だけでなく、産座には布などの柔らかい素材を用いられます。卵は3~5個産み、雌だけが抱卵します。20日くらいでヒナが孵化すると、雄と雌が協力してエサを運んできます。スズメとの違いは、スズメよりも時間をかけて育て、産んだそばから抱卵するところです。

少ない子供を大切に育てる

カラスは、産んだそばから抱卵していくため、スズメのように年に何回も子供を産むことはできません。少ない子供を長く育てて行くカラスは、給餌をしなくなる夏以降も親子関係が続いていたりすることも多いようです。