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雄と雌の見分け方

ヨーロッパの方に多く生息するイエスズメというスズメの仲間は、喉に黒い班があります。雌や若い鳥にはなく、この黒斑が大きければ大きいほど雌にモテるそうです。

しかし、日本にいるスズメたちは、雄も雌も同じ外見をしています。では、どこで見分けるのでしょうか?それは、見た目ではなく、求愛の時や交尾の時などの行動で見分けるそうです。鳥の原則として、求愛の時相手を選ぶ権利は雌側にあります。しかし、日本のスズメの雌がどこをチェックポイントにしているのかはよく分かっていません。

スズメの求愛行動

鳥の雄は雌に向かって、ダンスや外見の綺麗さ、さえずりなどでアピールしますが、スズメの場合は、さえずりとポーズです。スズメは繁殖期の春になると、独特なさえずりで雌を誘います。また、雌に向かって尾を自慢するようにピンと立てたポーズでアピールするのです。